こんにちは。
千葉県千葉市を拠点に外壁塗装・屋根塗装、住宅足場を手掛けているライフワークスです。
お家のメンテナンスをする際、必ず押さえていただきたいのが屋根の塗り替えです。常に雨風に晒される屋根は外壁などと比べても痛みやすいですが、普通に生活している分には目の届きにくい場所でもあります。
今回は屋根塗装のタイミングや業者選びのポイントについて、プロ目線で解説します。
なおここでご紹介する耐用年数は一般的な数値で、実際はお住まいの環境、つまり天候や潮風などの地域性や日照条件、東向き・西向きなどなど、状況によっても異なりますことをご了承ください。
■結局のところ、塗り替えタイミングはいつが良いの?
一般的に屋根のメンテナンスは約10年が目安とされますが、使っている屋根材によって耐用年数はまちまちです。
・化粧スレート
<耐用年数>20~25年
<塗り替え推奨時期>5~10年毎
セメントと繊維を混ぜて作られる化粧スレートは、セメント瓦や日本瓦と比べて軽く安価な屋根材です。カラーバリエーションが豊富で、現代の様々な建築に用いられています。その一方で寒さに弱く、また他の瓦と比べると寿命が短い傾向にあります。
・セメント瓦
<耐用年数>30~40年
<塗り替え推奨時期>5~10年毎
セメントを主な原料とする瓦で、1900年代後半の戸建てに広く使われていました(現在は製造中止)。軽量かつ安価ですが、年数が経つにつれてカビや苔が生えたり、ボロボロに劣化してしまったりすることがあります。
・日本瓦
<耐用年数>50~100年
<塗り替え推奨時期>必要なし
日本国内の土を焼き上げて作る瓦で、釉薬瓦、いぶし瓦、無釉瓦などの種類に分かれます。他の瓦と比べて対応年数が長く、基本的に塗り替えが必要ありません。反面、重量があるために建物に負荷をかけやすく、工事費用は高めになることがほとんどです。
・金属屋根
<耐用年数>30~60年
<塗り替え推奨時期>5~10年毎
ガルバリウム(アルミニウムと亜鉛合金)やトタン(亜鉛にめっき)などのバリエーションがある金属瓦。軽量かつ耐震性に優れています。しかし材質の特性上、劣化が進むとサビつきやすいというデメリットも。
■上記以外に、どんな状態になっていたら塗り替えるべき?
塗り替えサイクルの目安となる年数がやってくる前でも、以下のような“劣化のサイン”を発見したら要注意。放っておくとどんどん劣化してしまいますので、早めの施工をおすすめします。
・瓦が滑落している
・棟板金(屋根のてっぺんにある板金)の浮きや釘抜けが見られる
・瓦の表面が劣化している、剥がれている
・苔や藻、カビが発生している
・瓦の反りやひび割れが見られる
劣化した屋根材を放置すると、塗り替えどころか大規模な葺き替え工事が必要になってしまうケースも。大切な屋根を守るためにも、定期的な屋根材の状態チェックを行うことをおすすめします。
■どんな業者に頼めば良い?~業者の選び方~
屋根や外壁塗装を専門とする業者は数多く存在しますよね。しかし中には手抜き工事で儲けを得ている“悪徳業者”が潜んでいるのです。
屋根材のメンテナンスを依頼するなら、地域での長い経験を持つ“地場の業者”が一番です。できれば創業10年以上で、施工実績を豊富に持つ業者が良いでしょう。
その他、屋根の塗り替えを依頼した際に自分の家にあった方法を提案してくれるか、見積もり内容に不明瞭な事項はないか、といった点も業者選びのポイントにしてみてください。
■まとめ
以上が屋根材の塗り替えのタイミングと業者の選び方のポイントに関する説明でした。
ライフワークスは地場で長年続いている信頼のおける塗装・足場業者です。個人のお客様以外ではハウスメーカーやゼネコン・工務店から直接依頼を受けることも多く、当社の施工にご満足の声を頂くケースも多くあります。
屋根の塗り替えをお考えの方は、ぜひ経験・実績豊富な当社まで。いつでもご相談お待ちしております。