こんにちは。
千葉県千葉市のライフワークスです。
さて驚くべき速さで梅雨が去っていき、7月も後半です。
「猛暑襲来」といったところでしょうか。暑さにぐったりしている方もいらっしゃるでしょう。
主に女性にとっては紫外線が心配な季節ですよね。油断するとすぐに焼けてしまいます。
「紫外線に弱い」といえば外壁です。
実は雨や風よりも紫外線のほうが住まいに大きなダメージを与えています。
油断するとひび割れや塗装の色あせなどの不具合を起こしてしまうので、定期的なメンテナンスが欠かせませんね。
そこで今回は外壁材別にメンテナンスの方法と、主なトラブルについてご紹介しましょう。
■モルタル外壁について
モルタルは基本的に砂とセメントを混ぜて作る素材です。
日本の戸建て住宅において最も一般的に使われていると言っても過言ではないほど高い人気を誇る外壁材ですが、サイディングが登場してからは若干人気が下がっているように感じます。
基本的に左官職人がコテを使って塗って作っていくタイプの外壁なので、自由度が高く思い通りの外壁を再現できます。
・モルタルのメンテナンス
モルタルはだいたい10年に1度、メンテナンスをしなくてはいけません。他の素材に比べてスパンが短いのが特徴。その分、費用を抑えたメンテナンスができるのはメリットでしょう。
またクラック(ひび割れ)が起きやすいのも覚えておきましょう。
ただしすべてのクラックが赤信号というわけではなく、軽微なひび割れだったら、構造体に問題が無いケースがあります。
ぱっと見ただけでは判断が付かない場合がありますので、クラックを見つけたら専門業者にご連絡ください。
■窯業系サイディングについて
セメントを中心として造られたサイディングが窯業系サイディングです。
その魅力はデザインが豊富なこと。自分の出したい雰囲気に合わせて最適な1枚をチョイスできます。サイディングのなかでは最もポピュラーな種類です。
・窯業系サイディングのメンテナンス
窯業系サイディングは7年~10年に1度のメンテナンスが勧められています。
これはサイディングそのものというよりもシーリング材や塗膜などに問題が起きる可能性があるから。塗膜の性能が落ちると、防水効果が無くなってしまい、最終的には住まいの躯体を壊してしまう恐れもあります。
■金属系サイディングについて
窯業系サイディングの次に主流として使われている金属系サイディング。
金属ならではのモダンでモードな雰囲気を住まいに持たせられる、おしゃれな外壁です。
また外壁材としては軽いので、住まい全体にも負担をかけません。
・金属系サイディングのメンテナンス
金属系サイディング場合は10~15年に1度のメンテナンスが勧められています。クラックや浸水などはありませんが、サビの発生や海沿いの住まいだと塩害もあります。こうした水気による被害には気をつけなければいけません。
■外壁は住まいの内部にも関係する設備
外壁は雨や風だけではなく、紫外線からも影響を受けています。
塗膜が剥がれたり、クラックが発生したり、シーリングが破損したりすると、いずれ水が浸透し、住まい内部の構造部分にまで悪影響が及びますので、適切な時期にしっかりメンテナンスをしましょう。